★食品 ニュース 偽装★食材偽装問題について [気づき]
阪急・阪神ホテルズやリッツ・カールトンの食材偽装に関する
事件が現在世間を騒がせていますね。
私の中では、外食産業などはいかに安く食材を仕入れて仕入値より高く
お客に出す。( =料理人が食材を調理してお客がその料理に対してお金を払う。)
これが外食産業の昔から成り立っているシステムです。
この度の件は、外食産業においては『氷山の一角』であり規模の大小に係わらず
どこもやっているのではないでしょうか?(故意ではなくても・・・・)
仮に、ミシュランの三星クラスのレストランで同じ事が行われても
料理の味がわかる美食家といわれる人以外は見分けがつかないのでは
ないでしょうか?(恐らくミシュランクラスのお店では食材偽装はないと信じていますが。)
以前、『100円のコーラを1,000円で売る方法』という本を読んだ時に、とある高級ホテルで
出されるコーラは1,000円もかかるけれど、お客はその値段を提示されても
さほど高いとは感じない。ホテル側はそれだけの高付加価値(サービス・雰囲気等)を
プラスすることで、高すぎるとは決して感じさせないと。
同様の体験をした人にはわかると思いますが、実際そう感じます。
食材偽装のニュースで、過去何年間に遡ってレシート等があれば
食事代を返金するとホテル側は言っていますが、果たして何人の人が
それだけの為にホテルに行くでしょうか?
食材偽装の為、料理自体美味しくなかったならその場でお客は文句を言って帰るでしょう。
逆にお客が上手いと感じているならば、世間が騒ぐほどの事かと感じます。
(諸見期限切れで食材自体腐っていたとかだと違ってくるけど。)
仮にその人にとってホテルでの食事が、忘れる事の出来ない素晴らしい体験・感動であっても
食品偽装のおかげでケチをつけられ嫌な思い出となるなら、そっとしておくほうが懸命であると
思います。
そう考えれば、過去に遡って料金を返せなんていうモンスターは少ないと思います。
(少なくともニュースになっている高級ホテルを利用している人にとっては・・・・)
本人が満足していれば、別にいいのではないかなあ?
考え方によっては、高級ではない素材を活用して、最高の味にしてくれるなんて
なんと素晴らしいシェフ達でないでしょうか。素敵ですよね。
雰囲気は非常に大事ですね。私なんかグラム100円のステーキでも高級ホテルで
松坂牛と言われたら絶対美味しいと言いますね。
そんな特別な空間を提供できる高級ホテルだからこそ、大きく報道されたのかも
しれませんね。
まあ気になるなら外食は控えるべきなのかなあ。