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★デフレとハイパーインフレーション★経済・金融・投資 [経済・金融・投資]





最近読んだ本の中で、このどん底状態の日本経済を復活させるためには
何をすべきでなのかが唱えられていた。

その本には諸悪の根源は『デフレ』であると何度も書かれていた。
そもそも『デフレ』とは何なのだろうか。

『デフレ』とは円の価値が上昇するということらしい。例えば昔は1杯400円ほどで
食べられていた牛丼(並盛)が250円で食べられるようになることである。

私は単に企業努力や輸入牛肉を使っているので安くしていると思っていた。
じゃデフレ万歳なのかといえば、そうではなくて企業はモノを作っても
安い価格で売らなくてはならない。

そうなれば次に製品を作る時に投資に回すお金も捻出できない。さらに従業員に支払う給与も下げざるを得ない。なので製品を作れば作るほど悪循環に陥ってしまう。これが『デフレスパイラル』ということみたいだ。

では『デフレ』を脱却するにはどうすればいいのかという話になると、
なかなか良い案が書かれていない。

例えば日本銀行がお札をどんどん刷れば良いとか、国債をどんどん発行する、
公共事業を増やす(用は政府支出を増やす)等々。

しかし別の書籍には、日銀が国債を買い取る(引き受けると)国の信任が低下して、今のギリシア、イタリアのように国際価格の暴落つまり金利の上昇に繋がるという人もいる。

確かに日本の長期金利は他の国と比べても異常に低い。これは日本の国債が一応信用されているということなのか、それとも日本国債に何の魅力も感じていないからなのかよくわからない。

日本国債は95%が円建てで残り5%は外貨建てで運用されている。しかも日本は
国民の貯蓄率が高くざっと1100兆円の個人マネーがあるので心配ないという人が
いるけど、はたして本当にそうなのだろうか?

最近知ったのだが国債の先物で売りポジションから取引をすれば国債価格の下落に繋がるという人がいる。
これは私もよく理解していないのだが、国際は国が発行するので要は枠が決まっているので、売りから仕掛けられるものか、もし本当に可能ならばギリシア、イタリアのようになるのだろうか?

あとは国債の未達が発生してハイパーインフレーションを引き起こすかもしれないと
言う人もいるがそんな急激に起こるものだろうか。ハイパーインフレーションとは
価格が13,100%上昇つまり131倍になる事だが、いきなりそんな事になるのだろうか?

次に日銀がマネーサプライで市中にお金をばら撒けば、GDPの中でも重要な個人消費、企業の投資に
お金を使うのだろうか?個人消費はともかく、企業はお金があっても、世界経済が不安定なのに
新たに投資を行えるだろうか?

そうなると結局は安定資産の日本国債を銀行が購入する。お金は結果うまく働かないのではないだろうか?

私はデフレだけを解決しても日本経済は復活しないだろうなあと思う。

なぜならデフレを克服すると諸外国からは日本はすばらしいということになり、現在よりもっと円高なるのでは
ないだろうか?円高=経済の強さというけど、現在の日本円は実態経済かなり乖離した状態にある。

輸出企業が多い日本にとって円高は明らかにマイナスであると思う。デフレ克服=円高という公式は
成立するような気がする。そうなると経済復活となる前に円が今以上に上昇しないと心配である。

最後に今日本はギリギリのところで踏みとどまっていると思う。重要なのは『デフレ』、『円高対策』、『経済成長』を3つ同時に考えていかないと、日本経済の復活は難しいと思う。1つでもほったらかしにすると、とんでもないことが起こるかもしれない。

まあ長々と書きましたが間違っていることも多々書いているかもしれません。

しかしこれからも経済の勉強は続けていきたいです。





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