★資格 試験 貿易 通関士試験★通関実務 判断基準価格② [資格試験]
通関実務、選択問題はどうも苦手です。
ブログランキングに参加しています!良かったら、こちらをクリックしてください♪
実務の選択問題は関税法、関税定率法を総合的に
理解しないと解けない問題が多くて大変です。
以前、実務の輸出・輸入申告書問題を解く時
判断基準価格を求めて、統計品目番号を求めなければなりません。
まだこの判断基準価格についての理解が低いので
今回もまとめてみました。
<輸出申告書>
10%に相当する額の海上運賃及び保険料が加算されている場合
判断基準価格は
20万円 X 10%(1.1) = 22万円
1ドル=82.1円
22万円 ÷ 82.1円 = 2,679.65ドル←判断基準価格
<輸入申告書>
FOB価格 55,180ドル デザイン料 FOBの4% 2,207.20ドル
本邦到着までの運賃及び保険料 14,346.80ドル
為替レート 1ドル = 104.30円
判断基準価格は
FOB価格 20万円
------------ X -----------
申告価格総額 為替レート
55,180ドル 20万円
------------ X ----------- = 1,475.03ドル ←判断基準価格
71,734ドル @104.30円
あと少し脱線しますが貨物1kg当たりの課税価格を求める場合ですが
仕入書価格 30,000ドル 仲介料 FOBの仕入書価格の1%
為替レート 1ドル = 97.00円 重量 12,500KG
課税価格を求める式は
仕入書価格 X 別払仲介料 X 為替レート ÷ 重量
30,000ドル X 1.01 X 97 ÷ 12,500KG = 235.12円 / KG
1KG当たりの課税価格 235.12円 / KGです。
時々、このような応用問題を混ぜた問題も出題されるので注意が必要です。
5月に入り気候的にもすごしやすくなりました。
誘惑も多いですが、なるべく減らすようにしていかないと。
コメント 0